ダイエット中の停滞期を早く脱出する方法とは
急激な変化から体を守るために、体に備わった「ホメオスタシス機能(恒常性維持機能)」によって停滞期が訪れます。
体をキレイに、健康にするために行うダイエットですが、体はなぜ急に痩せるのかわかりません。
そこでホメオスタシス機能を働かせ、体を守ろうとするのですが、これが「これは危険な状態ではない」と体が判断すれば、必ず停滞期は終わります。
ダイエットをすると、必ずといっていいほど訪れる「停滞期」。
早い人でも2週間、長くなると1ヶ月以上も続くといわれ、この間にあきらめてしまう人が多いですが、必ず終わる時はきますので、あきらめずに続けること!それが重要です。
早く抜け抜け出す方法とは
◆食事量を極端に減らさない。 |
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体重が落ちなくなると、食べる量が多いのではないかと、さらに減らす方がいらっしゃいます。 これは絶対にしてはいけません! 停滞期は、「体の異常」=「急激な体重減少」に反応してストップをかけている状態です。そこにさらに体重を減らすような行動を起こせば当然、体はより危機を感じ、なかなかこの状態が「危険なものではない」と認識しません。 食事の量が減るということは、必要な栄養も少なくなってしまいます。 |
◆タンパク質をしっかり摂る。 |
停滞期は、摂取した食べ物をできるだけ栄養分に変えて体に溜め込むと同時に、エネルギーの消費を使わせないように大きい筋肉を分解して基礎代謝を低下させます。 ダイエットの際に基礎代謝はとても重要で、この停滞期の減少を最小限に抑えるためには、筋肉をできるだけ減らさないこと。 -低カロリー高タンパク質の食材- ・鶏のささみ ・鶏のむね肉(皮なし) ・卵の白身 ・白身魚(鯛、ヒラメなど) ・大豆製品(豆腐や豆乳、おからなど) |
◆塩分量をチェックしてみる。 |
塩分の摂り過ぎによって痩せなくなっている場合があります。 塩分を摂り過ぎていないか、今一度チェックしてみましょう。むくみなどの原因にもなります。 |
◆運動量は増やさない。 |
体重が減らなくなると、もっと食事を減らし、もっと運動しなくっちゃ!とがんばられる方もいらっしゃいます。 運動を増やしたからといって体重が落ちないこの時期、よりがんぱった分モチベーションが下がり、ダイエットをあきらめてしまう要因になります。また運動を増やすことでよりお腹がすいてしまい、食事量が増えてしまうことも。 筋肉量を減らさないために、運動をすることは大切です。 停滞期が終わればまた体重は落ちていきますので、運動は筋肉量を減らさないために、そしてリフレッシュの意味を込めて続け、あせらずにこの期間を過ごしましょう。 |
◆気にせずポジティブに過ごす。 |
ポジティブに過ごす!これが一番大切です。 停滞期はダイエットにつきもの。気にしないことが一番です。 たしかに1週間、2週間、1ヶ月と経って、変化がないのはかなりつらいです。 私はこの時期、無視しました。 絶対に痩せて、かつキープし続けたかったので、はじめから無理な方法は取らずにはじめたダイエット。「ダイエット中の停滞期を回避する方法は?」の中で書いていますが、減少が5%未満であればホメオスタシス機能は働かないと聞いていたので、もしかすると停滞期なくいけるかなと思っていました。しかし途中、体重コントロールがうまくいかず、予定より減ってしまったのが停滞期が訪れた原因かもしれません。 私はダイエットをはじめて2ヶ月目に入り、2~3週間続きましたが、停滞期が過ぎると体重はまた落ちていきました。 |
まとめ
体の急激な変化を防御するために訪れる「停滞期」。
この時期は、体が防御体制に入っているので、よりいっそう食事制限したり、より運動を増やしたりすると、それがさらに長引かせる原因に。
停滞期を早く脱出する方法、それは体にこれは危険な状態ではないと認識させること。
あせらず、気長に、無理のない正しいダイエットを続けることが大切です。
必ず停滞期は終わります。ダイエットのためではなく、健康に良いから続けとこう!とあまり気にせず過ごすしていると、また体重は落ち始めます。
あせらずにいきましょう。
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