効果的なダイエットのコツ

「素材の味を生かす」ことがダイエット料理のポイント

 「食事の工夫:ダイエット時の肉の調理法・食べ方」で油を落とすコツを紹介しましたが、それともう一つ、ダイエット時の料理のポイントは「素材の味を生かす」ことです。

 揚げ物やラーメン、お菓子、ケーキなど、無性に食べたくなる時があります。

 なぜそうなるのかというと、これらの味には「依存性」があるから。お腹がすいているのではなく、依存によって食べたくなるのです。

 ではどうすればいいのかというと、「うまみ」や「酸味」をうまく使いましょう。
 昆布や鰹節などでしっかりだしをとれば、脂質や塩分が少なくても物足りなく感じませんし、塩分を減らす代わりに酢やかんきつ類の酸味を加えれば味が引き締まります。ハーブなどの香辛料を使うのもおすすめです。

-素材の味を生かすコツ-
・味付けは、うまみと酸味を利用する。
・ハーブなどの香辛料を使う。
・油や調味料は計量して使うクセをつける。
・野菜は大きめに切って食べ応えをもたす。
・だしはインスタントより天然のものを使う。
・減塩、カロリーオフ、糖質オフの調味料を使う。
・食卓にソースやしょう油、塩などを置かない。

 油や調味料を少なくしても、酸味やハーブ類、だしをきかせることで物足りなさを感じることなく、またバリエーションも増えます。

一口メモ:簡単にだしを取るコツ

 お茶用のバッグに鰹節や煮干を入れてだしをとると、だしをとった後、バッグをお湯から出すだけなので簡単です。

 また昆布だしは、昆布をお茶用などのボトルに入れ、一晩置いておくだけでOKです。