効果的なダイエットのコツ

食事の工夫:ダイエット時の肉の調理法・食べ方

 ダイエット中は、魚中心が向いていますが、肉も体にとって大切な栄養素がたくさん含んでいます。特に中年以降になると、魚ばかりではなく、肉と魚を一日おきに食べた方が、病気のリスクが減り、長寿につながります。

 実際、元気なおじいちゃん、おばあちゃんの食生活を聞くと、適量の肉を食べていらっしゃる方が多いです。

ポイント

 タンパク質は、動物性タンパク質と植物性タンパク質の2種類があります。

 良質なタンパク質は動物性のものが多く、肉や魚、卵、牛乳、乳製品などがこれにあたります。
 ただし同時に、脂質を多く含むので、エネルギー量が過剰になりがちです。

 ダイエット時、お肉を使うときは、脂質の少ない部位を選びましょう。同じ肉でも、部位によってカロリーも脂質もまったく違います。

・牛や豚:ももやヒレなど、肉の赤身の部分
・鶏:脂の少ないささ身の部分

 次に調理ですが、揚げ物のように油を多く使う料理は避け、できるだけ油を使わないような調理法を選びましょう。網焼き、茹でる、蒸すといった調理法なら、油を使わないだけでなく、肉の脂質も落ちるので、大幅にエネルギー量を減らすことができます。

-油を落とすコツ-
・茹でたり、蒸したりする。
・オーブンや網で焼く。
・電子レンジで調理する。
・揚げ物は素材を大きくし、衣を薄くする。
・余分な油は紙で拭き取りながら調理する。
・フッ素樹脂加工のフライパンを使う。

 脂は加熱されると溶け出す性質があるので、脂を落としてカロリーも低くするしゃぶしゃぶなどおすすめです。