理想の体脂肪率は何%?年齢・性別一覧表の紹介
「体脂肪率」とは、体重に占める体脂肪の割合のこと。
脂肪には、内臓の周りにつく「内臓脂肪」タイプと皮膚の下に脂肪がたまる「皮下脂肪」タイプがあり、この脂肪が体の中にどれくらいあるか、体重に対する脂肪の割合として数字で表すのが「体脂肪」です。
-計算方法-
体脂肪は次の計算式を用い算出することができます。
体脂肪率(%) = (体脂肪(kg) ÷ 体重(kg) ) × 100
しかしよく見ていただくと、この計算式では、自分の体内にどれくらいの体脂肪(kg)があるか知っておく必要があり、計算式から求めることは難しいです。
「体脂肪計」でチェックしよう!
そこで利用したいのが、体脂肪計です。
最近ではヘルスメーターに体脂肪を計る機能がついたものが多く、家庭で気軽に測定することができます。
機種によっては内臓脂肪レベルが測れるものもあります。
-正しい体脂肪率測定のしかた-
体脂肪計は、体に微弱の電流を流し、電流の流れ方によって体内の脂肪の割合を出します。
そのため、測定する時の状態がポイント!
体内の水分量によって変動しやすいことから、起床してすぐや食後、入浴後、運動後、それぞれ2時間以上あけて測定するのがよいといわれています。
定期的に測定する場合は、毎日同じ時間、同じ状態で測定するようにしましょう。
性別・年齢別の体脂肪率
体脂肪は年齢や性別によってつき方が違うため、判定基準が異なります。
[男性の体脂肪率]
痩せ | ~6% |
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標準-(マイナス) | 7~15% |
標準+(プラス) | 16~24% |
軽肥満 | 25~29% |
肥満 | 30%~ |
痩せ | ~7% |
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標準-(マイナス) | 8~15% |
標準+(プラス) | 16~23% |
軽肥満 | 24~27% |
肥満 | 28%~ |
痩せ | ~10% |
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標準-(マイナス) | 11~16% |
標準+(プラス) | 17~21% |
軽肥満 | 22~26% |
肥満 | 27%~ |
痩せ | ~11% |
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標準-(マイナス) | 12~17% |
標準+(プラス) | 18~22% |
軽肥満 | 23~27% |
肥満 | 28%~ |
痩せ | ~13% |
---|---|
標準-(マイナス) | 14~19% |
標準+(プラス) | 20~24% |
軽肥満 | 25~29% |
肥満 | 30%~ |
[女性の体脂肪率]
痩せ | ~14% |
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標準-(マイナス) | 15~24% |
標準+(プラス) | 25~33% |
軽肥満 | 34~37% |
肥満 | 38%~ |
痩せ | ~17% |
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標準-(マイナス) | 18~26% |
標準+(プラス) | 27~35% |
軽肥満 | 36~39% |
肥満 | 40%~ |
痩せ | ~20% |
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標準-(マイナス) | 21~27% |
標準+(プラス) | 28~34% |
軽肥満 | 35~39% |
肥満 | 40%~ |
痩せ | ~21% |
---|---|
標準-(マイナス) | 22~28% |
標準+(プラス) | 29~35% |
軽肥満 | 36~40% |
肥満 | 41%~ |
痩せ | ~22% |
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標準-(マイナス) | 23~29% |
標準+(プラス) | 30~36% |
軽肥満 | 37~41% |
肥満 | 42%~ |
体脂肪率は、太っている痩せているという見た目や体重などとは関係ありません。体の中の脂肪の割合です。
「体脂肪って何?」の中で詳しく、その役割りや落とし方などについて紹介していますが、体脂肪は、人間が生命を維持するために欠かせないものです。ただその多さ、少なさが問題です。
この「標準+-」の範囲内であれば、健康的に過ごせるといわれています。
まとめ
最近は、家庭で簡単に測れる「体脂肪計」が販売されています。
体重とともに手軽に体脂肪が測れ、計測するタイミングで変動はありますが、健康指標の一つとして用いられる方も多いです。
女性は、女性らしいボディを保つために、男性と比べある程度の体脂肪が必要になってきます。
余計な脂肪があまりついていない理想的なスタイルを目指すのであれば、体脂肪率は21~22%くらいが目安といわれています。