効果的なダイエットのコツ

8時間ダイエット(16時間プチ断食)とは

 ダイエット関連の番組で、医師がすすめるダイエット法として有名な「8時間ダイエット(16時間プチ断食)」。
 ご存知の方も多いのではないでしょうか。

 私たちの体は、エネルギーを作るのに糖質から消費されます。そして、糖質がなくなると、脂肪が燃焼されます。

 8時間ダイエットというのは、朝起きて、最初に食事した時間から8時間の間は食事をとることができ、残りの16時間は水分以外は何も食べないというダイエット法です。

例)朝8時に朝食を食べた場合 → 午後16時までに3食食べる
朝11時に朝食を食べた場合 → 午後19時までに3食食べる

 つまり、

16時間は何も食べない。

新しい糖質が供給されない。

脂肪が燃焼される。

ということになり、食べない時間帯に脂肪が燃焼され、ダイエットにつながるというシステムです。

8時間ダイエットのポイント

◆暴飲暴食はしない。

 番組では、食事可能な8時間であれば、3食どれだけ食べても、何を食べてもよいといわれています。

 しかし実際は、ある程度のセーブが必要です。
 ほんとに好きなだけ食べてしまうと、うまくいかないことが多いようです。

◆8時間ダイエット中にはスーパーフードを2つ食べる。

 8時間ダイエット中、下記の8種類のスーパーフードの中から2つ選んで食べましょう。

・卵、肉(脂身の少ないもの)

・乳製品

・ナッツ類

・豆類

・ベリー系の果物

・明るい色の果物

・葉もの野菜

・穀物(玄米など)

◆+(プラス)運動でダイエット効果UP。
 1日8分の有酸素運動を一緒に行うことが良いとされています。
 さらに、簡単でいいので筋トレ(スクワットなど)も行うとより効果的です。
◆しっかり水分補給をする。
 8時間以外は食事は禁止ですが、水分はしっかり補給しましょう。
 ただし、コーラなどの清涼飲料水や野菜ジュースなどカロリーのあるものは控えてください。水やお茶、ノンカロリー、ノンカフェインなどがおすすめです。
 コーヒーを飲むときは、ブラックコーヒーにしましょう。

失敗するポイントとは

◆空腹感が辛くて続かない。

 8時間ダイエットとはプチ断食に近いようなダイエット法です。

 夜遅くまで起きていたりするとどうしても空腹感に負けてしまうことも。無理せず、週末など余裕のあるときに行う、週2、3日などでもOKです。

 また、いきなり8時間ダイエットは厳しいという方は、10時間や12時間ダイエットにしても大丈夫です。もちろん体重の変化はゆるやかになりますが、いきなり無理をするよりはいいのではないでしょうか。効果が出たという口コミも多く見られます。

 慣れてきたら、8時間ダイエットに挑戦してみてはいかがでしょうか。

◆8時間は守ったけど食事時間と就寝時間の間隔が短い。

 例えば、13時から21時の間を8時間ダイエットの食事時間とし、23時に寝た場合、食事から就寝まで2時間しかないことになります。

 「肥満は夜作られる?!」にも書いていますが、夜、体は消費エネルギーが減り、食べたものは脂肪になって体に蓄積しやすくなります。つまり、食事時間と就寝時間の感覚が短いと太りやすくなってしまいます。
 食べ終えてから寝るまでは最低でも2時間以上、できれば4時間以上空けるのが理想です。

まとめ

 8時間ダイエットとは、【プチ断食】です。

 ポイントは、食べることのできる8時間ではなく、食事をしない16時間。空腹状態になるため、脂肪が燃焼しやすくなります。

 しかしやはり「空腹との戦い」で挫折される方が多いようです。
 チャレンジされる方は、10時間、12時間ダイエットでゆるやかに体を慣らしてから、また休日、週2、3回など、無理はしないようにしましょう。

 水分補給も忘れずに。