効果的なダイエットのコツ

明るいところで寝る人は太りやすい?

 2016年5月に放送された「中居正広のミになる図書館」の中で、寝室の明るさと肥満との関係について紹介されていました。

 睡眠専門医・坪田聡先生によると、明るいところで寝ている人は、暗いところで寝ている人に比べ肥満の人が1.9倍とのこと。

 奈良県立医科大学の研究によると、529人の寝室に照度センサーを設置し、平均3ルクス以上(中央値87ルクス)の明るさで寝るグループは、平均3ルクス未満のグループに比べ、肥満症、脂質異常症の割合が1.9倍ありました。

 ちなみに、

・本が読めるくらいの明るさ 100~300ルクス
・豆電球だけ 約10ルクス

明度と肥満の関係とは

 なぜ明るいところで寝ていると太りやすくなるのかというと、眠りが浅いと満腹感を感じるホルモン「レプチン」が減り、空腹感を感じるホルモン「グレニン」が増えるからです。
 つまり、眠っているようで体は寝不足状態により、食欲中枢が刺激され、食欲が増してしまうのです。

 単に寝るだけでなく、寝る時の”質”が大事。
 そこに明るさが大きく関わっています。

暗いところが不安な方は

 真っ暗なところで寝るのが大丈夫な人は、そのまま変わらず暗くしたまま寝ましょう。

 しかし真っ暗で寝るのが不安な方は、フットライトなどの間接照明を目に入らないような明るさにして使うのがベスト。またタイマーで入眠しそうな時間に照明が消えるようにするのもおすすめです。