効果的なダイエットのコツ

ストレッチ、それはダイエット成功の鍵!

 体を動かさないでいると、関節の可動域はすぐに狭まってしまいます。

 「ストレッチ」とは、筋肉を伸ばして柔軟にする運動のことです。

-期待される効果-
・可動域が広がる。
・血行がよくなり、痛みや疲労物質が溜まらない。
・ストレス解消。

 可動域が広がると、今までと同じ運動をしても体を大きく動かせるので、使う筋肉量が増えます。より脂肪が燃焼しやすくなり、痩せやすくなります。

注意ポイント

・呼吸を止めない。息を止めずにゆっくり伸ばす。
・反動をつけない。
・気持ちの良い強さ、「痛みがなく心地よい」と感じる程度に行う。
・伸びているところを意識する。
・入浴後や運動前後に行う。

主な方法

◆股関節とわき腹

1.床に膝を伸ばして座り、両脚を開く。

2.右脚を曲げ、左のつま先を持つようにゆっくり体を左に倒す。

3.わき腹を意識しながら1分間キープしたら、ゆっくり元に戻る。

4.反対側も同様に行う。

◆肩

1.床に正座する。

2.両手を前方の床につけ、手を滑らせながら、体を徐々に前に倒す。

3.胸が床につくくらいになったら、5秒間キープする。

4.ゆっくり正座の姿勢に戻る。

◆腰

1.床にうつ伏せで寝る。

2.両手を体の横につき、ひじを伸ばしながら上半身を持ち上げる。

3.ひじを伸ばした状態で5秒間キープする。

4.ゆっくり戻す。

◆アキレス腱

1.壁に向かって立ち、両手を壁につける。

2.片方の脚を後ろへ引く。

3.引いた脚のかかとを床につけ、両脚のつま先を上げてアキレス腱を伸ばす。

4.5秒間キープしたら、元に戻す。

5.反対側も同様に行う。

◆ひざ裏

1.床に膝を伸ばして座る。

2.両手を前に伸ばして、上半身をゆっくり前に倒す。

3.倒せるところまで倒したら、1分間キープする。
このとき、背中は丸めないように、膝を曲げないようにしましょう。つま先を持てるなら持ちましょう。

4.ゆっくり戻す。

◆腰背部

1.床に仰向けに寝る。

2.片方の脚を膝ゆっくり曲げながら上げ、手で持つ。

3.胸にひざを引き寄せるイメージで、引き寄せられるところまで引き寄せ、1分間キープ。
伸ばしているほうのひざは曲げないように気をつけましょう。

4.ゆっくり戻す。

5.反対側も同様に行う。

 ストレッチは、お風呂上りに行うのがおすすめです。
 また、運動をする前後にも必ず行いましょう。関節が柔らかくなり、ケガの予防になります。