効果的なダイエットのコツ

ちょこまか&ながら運動で消費エネルギーUP!

 以前は、「運動は20分以上続けないと脂肪の燃焼が始まらない」と言われていましたが、その後の研究で、「10分以下」でも「小分け運動」でも効果があることがわかりました。

 ダイエットのためにジムやスポーツをしなくても、日常生活の中でちょこまか動くことで、「塵も積もれば~」で十分効果があります。

-ちょこまかのアイデア-
・ハイテクよりローテク
→掃除機を使わず、モップやほうき、雑巾を使う。
 特に家事はやり方しだいで運動になります。
 掃除機がけ、洗濯物干し、窓拭き、床ふきなど、全身を使って隅々まで行えば、かなりの運動量になります。
・立つ時間を増やす。
 座るより立つ方がエネルギーの消費量が多いです。
 ただし、背中も丸くするなど間違った姿勢では、筋肉が正しく使われません。姿勢よく立ちましょう。
・つま先立ちになる。
 ちょっとした時間(信号待ち、電車待ちなど)に。
・歩く時間を増やす。
 例えば、歩いて買い物に行く。一駅だけ歩く。エスカレーターやエレベーターを使わず、階段を使う。
・買い物時、カートではなくカゴを持って歩く。
 カゴを持って歩くことで体に負荷がかかり、消費エネルギーがあがります。ただし、無理は禁物です。
・2階上までは階段で上る。3階下までは階段で下る。
 慣れてきたら、早足で上がるとより消費エネルギー量が高くなります。

 1回は少しの運動でも回数が増えれば、また1つ1つの消費エネルギーは小さくても合計するとかなりの運動量になります。それを毎日行うことで、数ヶ月後には大きな差が出てきます。

-ながら運動-
 テレビを見ながら、仕事をしながら、ちょっとした間に行える「ながら運動」→ 消費エネルギー量が1.5倍に。
◆かかと上げ伸ばし

1.何かにつかまって、両脚でまっすぐ立つ。

2.少しずつかかとを上げ、つま先で立つ。

3.上げきったところで5秒キープ。

4.ゆっくりかかとを下ろす。

◆上体ひねり

1.椅子に浅く座り、背筋を伸ばす。

2.脚はそのまま、上半身をゆっくり左にひねって後ろを向く。

3.両手で椅子の背をつかみ、3秒キープ。

4.ゆっくりもとの姿勢に戻る。

5.反対側も同様に行う。

◆肩甲骨ストレッチ

1.椅子などに浅く座り、背筋を伸ばす。

2.手をお尻の後ろで組む。

3.肩甲骨を真ん中に寄せるように、腕をゆっくり後ろへ動かす。

4.3秒キープしたら、ゆっくりもとに戻す。

 ちょっとした合間に行う、ちょっとした運動も、積み重ねれば結構な運動量になります。