効果的なダイエットのコツ

ダイエット、便秘解消に役立つ「ヤーコン」

 日本ではなじみが薄いですが、最近、目にする機会が増えてきた「ヤーコン」。

 デンプンをほとんど含まず、フラクトオリゴ糖を豊富に含むのが、他の芋と決定的な違いです。

-ヤーコン-

生まれ:南米アンデス地方。
ナスカ(1~7世紀)の時代から貴重な作物とされてきた野菜。

所属:サツマイモのような形をしていますが、キク科に属しています。

健康効果:便秘解消
糖尿病や高脂血症の予防
ダイエットに役立つ など

フラクトオリゴ糖とは

 ヤーコンに含まれるフラクトオリゴ糖。
 フラクトオリゴ糖は、”糖”という文字が示すとおり、甘みがありますが、砂糖の40%ほどの甘さ。
 他の糖質と違い、胃や小腸で分解されず大腸にたどり着くので、血糖値の上昇を抑え太りにくいダイエット向きの食べ物であり、また大腸の中でビフィズス菌を増やし、腸内の働きをよくする効果があります。

 ダイエットにも、便秘解消にも大変効果的な野菜です。

主な特徴
・食物繊維が豊富。
・腸内で善玉菌を育てる。
・腸内環境を整える。
・天然の甘味料。
・低カロリー。
・血中脂肪を減らす。
・血糖値の上昇を抑える。

食べ方

 ヤーコンの栄養素をまるごと摂りたい方は、生食がおすすめ。

 皮の食感が嫌な人は皮を剥き、薄切りや短冊切りにして、ドレッシングをかけて食べてみてください。

・ヤーコンにはアクがありますが、そのアクはポリフェノールです。
 老化の原因になる活性酸素を封じ込めて無害化し、酸化を防いでくれる抗酸化作用を持つ成分なので、それを流してしまったらもったいないです。水にさらす際は、軽くさらす程度にしましょう。
・他の野菜と一緒にサラダにした時、アクで黒ずむのが気になる方は、玉ねぎを合わすとアクを出さなくする効果があります。
・フラクトオリゴ糖は熱に弱く、加熱すると減少してしまうので、加熱する場合は手短にするのがポイントです。
・汁物にすると、水溶性の栄養素が汁に溶け出すので、煮汁も一緒に飲むようにしましょう。

調理・食べる時のポイント

・ヤーコンにはアクがありますが、そのアクはポリフェノールです。
 老化の原因になる活性酸素を封じ込めて無害化し、酸化を防いでくれる抗酸化作用を持つ成分なので、それを流してしまったらもったいないです。水にさらす際は、軽くさらす程度にしましょう。
・他の野菜と一緒にサラダにした時、アクで黒ずむのが気になる方は、玉ねぎを合わすとアクを出さなくする効果があります。
・フラクトオリゴ糖は熱に弱く、加熱すると減少してしまうので、加熱する場合は手短にするのがポイントです。
・汁物にすると、水溶性の栄養素が汁に溶け出すので、煮汁も一緒に飲むようにしましょう。

まとめ

 ダイエット、便秘解消に効果的な奇跡の健康野菜「ヤーコン」。

 ダイエット中の方の中には便秘で悩まされている方も多いと思います。まだ日本ではなじみが薄いですが、ぜひ一度お試しください。

一口メモ:ヤーコンの葉や茎の部分にも栄養成分たっぷり!

 上記で紹介したのは、ヤーコンの塊根(芋の部分)ですが、葉や茎の部分にも栄養成分がたっぷり含まれているんです。

-主な成分-
・フラクトオリゴ糖
・ポリフェノール・カテキン・テルペン・フラボノイド配糖体
・天然のインスリンと言われているイヌリン
・ミネラル(特にカリウム・カルシウム・マグネシウム・亜鉛・鉄)
・ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC

 ヤーコンは葉や茎の部分は、「ヤーコン茶」として飲まれることが多く、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の予防、糖値を下げる効果などがあるといわれています。

 Amazon:ヤーコン茶