効果的なダイエットのコツ

炭酸水ダイエットとは

 炭酸水には、ダイエット効果があるといわれています。

 炭酸水は、水に炭酸ガスを溶かしたもの。
 炭酸が持つスッキリ感と満腹感で、食欲をコントロールできるといわれています。飲むだけという手軽さから、「炭酸水ダイエット」の名で人気です。

期待できる効果

◆食欲コントロール
 炭酸の気泡が胃で膨れ、満腹感が得られます。
 満腹感が得られると、食事が少しで済むので、結果、食べる量を減らすことができます。
◆血行促進効果
 炭酸水に含まれる二酸化炭素が、血管を拡張させ血液量を増やします。
 その結果、全身の血行が促進。血行が良くなると代謝がよくなり、女性に多い「冷え」や「むくみ」などの改善にもつながります。
◆疲労回復
 疲れが溜まると出る「乳酸」を取ってくれる効果があります。
◆便秘解消・美肌効果
 腸の中も刺激されて活発に働き出し、便秘にも効果があるといわれています。
 便秘が解消することで肌の調子も整います。

炭酸水の種類

 一口に炭酸水といっても、様々な種類があります。

 ダイエットを目的とした場合は、成分が水と二酸化炭素だけのものや、0(ゼロ)kcalの「無糖炭酸」の炭酸水を選びましょう。

・アサヒ飲料 ウィルキンソン タンサン
「水」と「炭酸」のみ。強い炭酸とパンチの効いた大きな泡が特徴。
アサヒ飲料 ウィルキンソン タンサン
・セブンプレミアム そのまま飲める炭酸水
「水」と「炭酸」のみ。泡のキメが細かくてのど越しが良いのが特徴。
・サッポロ おいしい炭酸水
きめが細かい泡だが炭酸はきつめ。100%純水を使って丁寧に作られたクセのない味が特徴。
サッポロ おいしい炭酸水
・炭酸水クオス(KUOS)プレーン
阿蘇くじゅう連山の天然水を、さらにピュアな純水にして生まれた、100%国産の強炭酸水。
炭酸水クオス(KUOS)プレーン

ダイエットのための正しい飲み方

 飲み方を間違えると、逆に食欲が出てきてしまいます。

 ダイエット効果を得るためには、いくつかのポイントがあります。

◆常温で飲むこと。
 ダイエット効果を上げるには、炭酸水は常温で飲みましょう。
 冷えたものだと逆に食欲が出てきてしまいます。
◆1回約500mlをゆっくり飲む。
 満腹が得られ、食欲をコントロールできる量は、炭酸水約500mlといわれています。
 コップ1杯(200ml)程度では、逆に食欲が増してしまいます。
 「炭酸水飲んでいるけど満腹感が得られない」という方は、もしかすると飲んでいる量が足りていないかもしれません。
 ※ただし、1日に多くても2Lまでが上限。
◆飲むタイミングは、食前または食事中。
 飲むタイミングは、食前や食事中。
 どちらがよりいいのかは人によって異なるようで、5~10分前の食前に飲むよりも、食事と一緒に炭酸水を飲んだほうが食欲が抑えられるという人もいます。どちらが自分に合うかは、試しながら見つけてください。

炭酸水ダイエットを控えた方がいい場合

・逆流性食道炎の方
・下痢型過敏性腸症候群の方

 逆流性食道炎の方は、胃酸が逆流し、食道の粘膜がただれてしまう可能性があります。また炭酸水は胃のぜん動運動を促す作用があるので、下痢型過敏性腸症候群の方も避けたほうがよいでしょう。

デメリット

・ゲップが出やすい。
・酸によって歯が弱くなってくる。
・決められた量を飲まないと逆に食欲が増す。
・飲み過ぎると身体が酸性になって疲れやすくなる。
・飲み過ぎるとむくみやすくなる。

まとめ

 とにかく簡単で気軽に始めることができる「炭酸水ダイエット」。
 効果は個人差があるとは思いますが、うまく活用できれば、食欲を抑えることができ、結果、食事量を減らすことにつながります。

 私は、毎食ではなく、今日は食べ過ぎるかな?という時に飲みました。500mlも飲むと、かなり食欲を抑えることができました。

 ポイントは、「正しいタイミング」と「温度(常温)」、「適切な量」を飲むことです。