効果的なダイエットのコツ

置きかえダイエットを成功するには

 1日3食のうち、1~2食をダイエット食品に置き換える「置きかえダイエット」。

 ダイエット食品は、1食当たり50~200kcalとカロリーが低いにもかかわらず、しっかりと栄養バランスが考えられて作られています。カロリーを低く抑え、置きかえても、栄養不足になりません。

 断食することなく、3食食べながらも、1日の総摂取カロリーを減らすことができるため、ダイエットを始められる際、多くの方が取り入れるダイエット法です。

うまくいかないわけは?

 しかし、いざダイエット食品に置きかえたところ、「お腹がすいて持たない」という声をよく聞きます。

 これは、減量を始める直前まで普通に食事されていた人が、急に始めても胃が追いついていません。

 スポーツをする時には必ず準備運動が必要です。いきなり運動をするとケガのもと。それと同じで、いきなりはじめても胃がついていかず、結果、「とてもお腹がすいて持たない」と止めてしまったり、間食してしまったり。
 どんなに良い食品であったとしても活かせません。

 まずは、普段の食事を少しずつ減らしたり、間食を減らしたりするところから始めましょう。
 栄養バランスを考えながらいつも食べている食事の量を減らす(例えば、すべて一口ずつ残す。お茶碗を少し小さいものに替えるなど)だけで、ぜんぜん違います。

 ダイエットを始めると、すぐに結果を求めたくなりますし、1ヶ月で-○kg痩せたと聞くと、私も!と飛び尽きたくなりますが、目標体重に一時的に短期間でなったとしても、その後はどうでしょう。すぐに元の体重に戻ってしまっている方、とても多いです。
 その時、見ため的には元の姿かもしれませんが、体の内部は筋肉が落ちて基礎代謝が低下し、痩せにくい体に変わってしまっています。

 病気などでなく太ってしまった場合、それは生活習慣に問題があります。
 普段の生活に戻っても、例えば今より一口少ない量の食事で十分満足できたり、毎日間食していたのを一週間に一度で十分喜べたり。それができるようになれば、がんばって痩せたスタイルをその後も維持できます。
 むしろ体重を落としてから、いかにそのままキープし続けるかが重要です。

まとめ

 いきなりカロリーの低いダイエット食品に切り替えるのは、結果、失敗の元。

 うまく活用できるようにするため、まずは普段の食事を少しずつ減らし、準備運動をしてからはじめましょう。

 体が慣れてきてからはじめると、無理することなくスムーズにできます。

一口メモ:ダイエットが必要ではない方へのダイエット食品の有効性とは?

 ダイエットは必要ないけれど、食生活が乱れている人、多いのではないでしょうか?

 そんな人は、時々、ダイエット食品を食生活に取り入れることをおすすめします。

 食べ過ぎた時や、栄養の偏りがあるなと思った時などピッタリ!
 昨日食べ過ぎたから今日は水だけにしておこうとする方がいらっしゃいますが、体によくありません。
 そんな時は、カロリーが低く、且つ栄養バランスに優れたダイエット食品は大きな味方です。

 ダイエット食品はダイエット時だけでなく、活用法の多い食品です。
 ※選ぶ時は、信頼のおけるものを選びましょう。