ポリフェノールは、植物の色素やアクなどの成分で、抗酸化作用があることで有名です。
食事と一緒に摂ることで、脂肪の吸収をゆるやかにしてくれるといわれています。
・カテキン:緑茶、プーアール茶 |
・ウーロン茶ポリフェノール:ウーロン茶 |
・タンニン:紅茶、ジャスミン茶、ゴボウ茶、麦茶 |
・アスパラチン、ルチン、ケルセチンなど:ルイボスティー |
効果的なダイエットのコツ
「お茶を飲むだけで痩せるってホント?」
「ダイエットにいいお茶が知りたい!」
「お茶ダイエットって何?」
というコメントを見ます。
ダイエット茶と呼ばれるものもあり、大変な人気です。
しかし、本当にお茶を飲むだけでダイエットができるのか・・・、それともできないのか・・・。
結論としては、やはりお茶を飲むだけでは痩せません。
しかし、お茶はとてもダイエットサポートに有効なんです。
お茶には、デトックスや脂肪燃焼、脂肪吸収を防ぐ一助となり、また温かいお茶を飲むことで身体が温まり、精神的なリラックス効果も期待できます。
ダイエットサポートとしては、とても効果的です。
お茶にはとても体にいい成分が含まれています。
その中で、特にダイエットにうれしい成分について紹介します。
ポリフェノールは、植物の色素やアクなどの成分で、抗酸化作用があることで有名です。
食事と一緒に摂ることで、脂肪の吸収をゆるやかにしてくれるといわれています。
・カテキン:緑茶、プーアール茶 |
・ウーロン茶ポリフェノール:ウーロン茶 |
・タンニン:紅茶、ジャスミン茶、ゴボウ茶、麦茶 |
・アスパラチン、ルチン、ケルセチンなど:ルイボスティー |
食事と一緒に摂ることで、脂肪吸収をゆるやかにし、余分な脂肪などを体外に排出しやすくしてくれるといわれています。
また胃を膨らませる作用もあるので、食欲を抑えてくれる効果も。
さらに便秘の予防・解消にも良いとされています。
カフェインには覚醒作用があり、血行を良くする働きがあるといわれています。
血行が良くなり代謝が上がると、脂肪燃焼の効率を高めることができます。
油脂を溶かす性質から、脂肪やコレステロールを取り除く働きがあり、抗酸化作用も認められています。
お茶のほか、大豆や大豆製品に多く含まれる成分です
お茶にはとても多くの種類があります。
その中から、ダイエットサポートに良いといわれるものを紹介します。
プーアル茶に含まれる「重合カテキン」には、カテキンのように脂肪や糖分を分解し、吸収を抑えてくれる効果があり、その作用がカテキンよりもとても強いといわれています。
また、脂肪を分解してくれる酵素「リパーゼ」のサポートをする働きがあるので、食事と一緒に、そして運動前に、飲むとより効果的です。
黒ウーロン茶に含まれるウーロン茶ポリフェノールが、脂肪の吸収をゆるやかにし、脂肪の分解をサポートしてくれるといわれています。
杜仲茶に含まれるゲニポシド酸には、脂肪吸収をゆるやかにしてくれる働きがあるといわれています。また、杜仲茶の原料である杜仲には、コレステロールの吸収をゆるやかにする働きがあるとされています。
さらに、カルシウムや亜鉛、カリウム、ミネラル、ビタミンなどの成分がバランスよく含まれています。
紅茶には、食事で摂った脂肪の吸収をゆるやかにしてくれるタンニンや、代謝を良くするといわれるカフェインが含まれています。
緑茶には、脂肪の吸収をゆるやかにし、血行や代謝をよくしてくれるといわれるカテキンが含まれています。
さらに、代謝を良くするカフェインも含まれています。
ゴボウ茶には、「イヌリン」と呼ばれる成分が含まれています。
この炭水化物の一種であるイヌリンには、食欲を抑え、満腹感を感じさせる効果があるといわれています。
さらにゴボウ茶には、脂肪の吸収を抑え、また脂肪の排出を促す効果があるといわれる「サポニン」も多く含まれています。
ルイボスティーには、「SOD」というデトックス作用が高い酵素が含まれています。
痩せるだけでなく、美容、健康、アンチエイジング対策にも!人気のお茶です。
市販でダイエット茶といわれるものには、「脂肪を燃やすタイプ」のものと「便秘を解消するタイプ」のものの2種類があります。
気をつけないといけないのは、便秘を解消するタイプ、いわゆる「便秘茶」と呼ばれるものです。
便秘茶の多くには「センノシド」という成分を含んでおり、「センナ茶」や「キャンドルブッシュ(ゴールデンキャンドル)」が有名です。
なぜこのセンノシドという成分に気をつけないといけないのかというと、センノシドは下剤に使われる成分で、大腸を薬の刺激によって強制的に排便を促すものなんです。
サイトによっては「医薬品ではないので安全」と書いてあるものもありますが、センノシドを含む健康茶に対して独立行政法人国民生活センターから、「キャンドルブッシュを含む健康茶-下剤成分(センノシド)を含むため過剰摂取に注意-」という注意勧告がでています。
このようなお茶を常飲していると自力排便ができなくなり、激しい下痢を起こすこともあります。
ダイエットをする人の中には便秘に悩んでいる方も多いですが、このようなお茶は控えられた方がいいです。
飲用するときは成分表示をしっかり確認し、センノシドが入っていないものを選びましょう。
冷たいお茶は体を冷やしてしまいます。なるべくホットで飲みましょう。体を温めることで血行もよくなりますし、リラックス効果も得られます。
※ただし、あまり熱すぎるのはおすすめできません。喉や食道を傷つけてしまいます。
ダイエットや健康、美容には、一度や数回飲んだだけでは感じられません。
日常的に飲むことで、ダイエット、健康、美容などにより良い働きが期待できます。
「ヘルシア緑茶」で有名ですが、脂肪燃焼の効率を高める緑茶や、糖質や脂肪吸収を抑えるプーアル茶、ゴボウ茶、黒ウーロン茶、杜仲茶などと一緒に食事をとると、よりダイエットにつながる効果が得られます。
より脂肪燃焼効果を高くするために、運動の30分ほど前にお茶を飲むのがおすすめ。※カフェインの効果が出始めるのは、飲んでから約30分後くらいといわれています。
代表的なお茶として、ヘルシア緑茶、緑茶などがカフェインが多めに含まれているのでおすすめです。
一度に飲んでも効果はありません。
また一度に飲むと、利尿作用でトイレが頻繁になったり、むくんでしまうこともあります。
カフェインには覚醒効果があるので、寝る前に飲むと脳を刺激し、覚醒させてしまいます。不眠にもつながるので、寝る前は控えるようにしましょう。
また利尿作用があるお茶も、夜中にトイレで起きてしまう恐れがあるため、寝る前は控えた方が良いでしょう。
プーアール茶や黒ウーロン茶、紅茶、緑茶などにはカフェインが含まれています。
カフェインの過剰な摂取は、体に良くない影響を与えることもあるので、飲み過ぎずには気をつけましょう。特に、妊娠中・授乳中の方は注意が必要です。
ほとんどのお茶に含まれるタンニンは、鉄分の吸収を妨げる働きがあります。食事で摂った鉄分を吸収しづらくさせるため、貧血気味の人や貧血の時には、食事中にはお茶を飲まない方がいいと思います。※水分補給はお茶以外で。
お茶を飲むだけで痩せることはできません。
しかしお茶の中には、ダイエットをサポートをしてくれる成分がたくさん入っています。
中でもオススメなのが、「プーアール茶」。脂肪の分解をサポートしたり、脂肪の体内への吸収を穏やかにしてくれたりする働きがあります。
ダイエットのサポートとしては大きな味方!ぜひ日常生活に取り入れましょう。